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排便の取説

排便の悩み解消法

思った時間にきちんと排便したい。誰でも思うことではないでしょうか。

満員電車や大事な時に便意をもよおして苦しむのは嫌だと思いますよね。

歳を取ると尚更のこと。今、出したばかりなのに直ぐに便意がしてもう一度トイレに入り外出が遅れるなんてことがしばしばありますよね。

そんな自分自身の悩みを克服するために日々仮説と検証を繰り返して一つの解消法にたどり着きました。

50代の私ですが、今では便意に悩まされることなく快適な排便生活を過ごしています。

私は一年以上、毎日お通じがあります。

その便秘解消法を公開してみます。お役に立てば幸いです。

※本記事は医学的な根拠はありません。素人の私が仮説と検証を繰り返して、つまりはいろいろなことを試して効果があった方法というだけです。個人によって効果は様々だと思います。本記事の内容についての責任はとれません。

※本文中では不快に思われるかもしれないリアルな表現もあります。排便で苦しまれている方のために恥を忍んで書いていますので、神経質な方や排便で悩んでいない方は読まないでください。読んで不快に思われても責任は取れません。

最初に排便についてどんな自分になりたいか考えをまとめました。

  • 食べたら直ぐに出して常にお腹に便のたまっていない状態でいたい
  • 大事な時や勤務中に便意をもよおしたくないので自分の決めた時間に排便できるようになりたい
  • 排便時間1:朝の準備の時間
  • 排便時間2:職場に着いてから始業までの時間
  • 排便時間3:昼休み

 

4つの実践すべきこと

そのために実行することは次の4つです。

  1. 時間を確保して毎日決まった時間にトイレに座る
  2. 排便は2ステップで
  3. 姿勢は背筋を伸ばして
  4. むやみにいきまない

これらを続けていくことで最後にお伝えする「便を肛門に導く術」にたどり着きました。

 

1.毎日決まった時間にトイレに座る

まずは排便の時間を確保することです。私も朝便意があっても時間がなくて家を出なければならなくて我慢することが多々ありました。そんなことが続いて排便が上手くできなくなったのではないかと思います。早起きして排便の時間を30分程確保するようにしました。そのために早く寝るようにします。

排便は外敵から危害を加えられる心配のないリラックスできる状態でないとできないものです。だから時間に急かされずに十分な時間を確保する必要があります。これは最低条件です。そしてそれを習慣化して体にこの時間は排便の時間であることを教え込む必要があります。初めのうちはそんなに思うように便は出ないかもしれません。それでも焦らず同じ時間にトイレに座り続けてください。

 

2.排便は2ステップで

排便は次の2ステップで行われると私は考えています。

  1. 大腸から便を直腸に移動する
  2. 直腸の便を排出する

以前は2.のことしか考えていませんでした。

そのため、いきんでも便の出る気配は全くなく時間をかけてもダメでした。

残便感があってどんなにいきんでも排便できず無力感を感じていました。

1.のプロセスが行われず、2.のプロセスだけで済まそうとしていたからです。

その時、直腸に便はありません。「たぶん」

 

3.姿勢は背筋を伸ばして

以前の私の排便するときの姿勢は胸を膝に近づけて体をエビのように折り曲げる姿勢に固執していました。

テレビの影響でそれが正しいと信じ込んでいました。同じような方は多いのではないでしょうか。

確かにこの姿勢は排便する瞬間の姿勢としては正しいのかもしれません。

それは正に2ステップのうちの第2プロセスの姿勢なのです。

しかし、第1プロセスの姿勢ではないのです。第1プロセスの姿勢はお尻を後ろにできるだけ突き出します。

お尻というよりは肛門を差し出す感じです。

上半身は前に傾けず、背筋を垂直に伸ばしてしゃんと座ります。お腹は前にだらっと落として力を抜きましょう。

 

4.むやみにいきまない

直腸に便のない状態でいきんでも血圧が上がるだけで排便できません。

私もいきみ過ぎた後に目の前で星が飛んだことがあります。チカチカ🌟🌟笑。

それではどうやって直腸に便を移動すればいいのでしょうか。

 

■便を直腸に導く術(基本編)

いきまないで肛門をヒクヒクと閉じたり開いたりします。

できるだけ早く閉じたり開いたりさせます。いきみたくなりますが、こらえましょう。

呼吸をゆっくりとしてリラックスします。

そして直腸と会話します。便はありますか?と。

それはガスですか?身ですか?という感じです。

これで直腸の感覚を養います。

そのうち、便が下りてきて排泄されます。

下りてきたと感じたら、いきんでください。

慣れてくるといきまなくても排便されるようになります。

なかなか便が降りてこない時は深呼吸をしたり、上半身を前後に揺らしたりしてみます。

 

■便を直腸に導く術(過激編)

これまでに説明した方法を試しても効果がない場合のとっておきの方法です。

私はこの方法でうまく排便できるようになりました。

それは肛門に刺激を与えることです。

刺激といっても道具もいらないし、肛門に直接触れることもありません。

それは刺激を与えることをイメージするだけです。

刺激としてウォシュレットの水を長い時間出し続けている方もいらっしゃるようですが、肛門の油分がなくなってしまうため、よくないそうです。

ただ、同じ刺激でもイメージするだけなら、そういう物理的な影響を与えずに刺激だけを与えることができます。

梅干しを想像すると唾液が出てくる、あの原理です。

実際にイメージしてみてください。予想以上の効果があります。

おそらく物理的な刺激より、思った通りの刺激を自在に加減できるからではないかと考えられます。

刺激を与える時にいきみたくなりますが、ギリギリまでいきまないようにすることがコツです。

いきまなくても自然に排便されたりします。

直腸まで便が下りてきたと感じたらいきんでください。いきみながら刺激をイメージするのを続けてください。

きっと、スムーズに排便できると思います。

一度うまくいっても、刺激に慣れてしまうと効果がなくなってしまうので、いろんな刺激を手を替え品を替え、試してください。

指で突いたり、浣腸したりなんでもできます。それでもうまくいかない場合は深呼吸してください。体のどこかに力が入っているんだと思います。

お金もかからないし、汚れることもありません。想像するだけなのですから。

私が試して一番効果のあったイメージは「ビー玉1個を出す」というものです。

これをするとフッと緩んで驚くような勢いで便が出ます。おそらく、いきみながら肛門だけを緩めることができているのだと思います。

あなたも排便がうまくできるようになって1日じゅう気持ちよく過ごせるようになるといいですね。

Photo by Curology on Unsplash

 

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