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「すぐやる」キャンペーン中です

歳をとると物忘れがひどくてうんざりしますよね。

「あれ、これやろうと思っていたのにまた忘れてる」なんてことがしょっちゅうないですか?

いろんなやってないリストが積み上がっていくのは精神衛生上よくないですよね。

自分もそんな状態になっていました。そこで思いついたこと、目についたことを「すぐやる」キャンペーンを自分の中で始めることにしたんです。

 

例えば、朝の身支度をしている時に身支度のいろんなやるべきことが浮かびますよね。

「鼻をかむ」、「薬を飲む」、「あれをバッグに入れる」など限りなくやることがありますね。

それを思いついたもの、目についたものから「すぐやる」ようにしました。

 

身支度の順番が必要な必須項目は変えないし決まっているから、まず忘れないはずです。

先のような細かいことは忘れがちなんですね。

「すぐやる」ようになってから、ほとんど忘れなくなりました。

そりゃそうですよね。忘れる前に済ましてしまうのだから。

優先順位が狂って変なことになりそうですが、そんなこともない。

「後にしようか.今やるべきか」なんて迷っている時間は全くなくなりました。

 

考えている時間がなくなります。

「すぐやる」と決めているからです

 

しかし、

このやり方にはデメリットがあります。

そうです、「重要だけどすぐやらなくていいタスク」が後回しになってしまうという問題があります。

いろいろな自己啓発本でもよくいわれることですが、「重要だけど、すぐやらなくていいタスク」こそが一番重要だからです。

 

だから「すぐやる」キャンペーンは朝の時間と家事の時間、定常業務の時間などに限定して実行するべきです。

そうしないと「重要だけど、すぐやらなくていいタスク」が置いてきぼりになってしまい自己研鑽など自分を高めるための時間がなくなってしまいます。

 

でも、しばらく「すぐやる」キャンペーンを続けていると、細かなタスクが片付いて大きな空き時間が見えてくる一面もあります。

小さなことでもやらなければならないことは後回しにしてもいいことはないから、そうなるんですね。

 

結局、「重要でないけど、すぐやるべき小さなタスク」「重要だけど、すぐやらなくていいタスク」のバランスになってきます。

「なぁ~んだ。」と思いますよね。

 

でも、「すぐやる」キャンペーンをやっていると活動的になるため、何もしていない時間がなくなります。

その結果、やることリストが積み上がりにくくなるので、「重要だけど、すぐやらなくていいタスク」をする時間が作れるってことです。

やってみて、自分のやる気スイッチがオンになればしめたものです。

 

でも、根底にあるのはやっぱり、目標設定かな。

こういう細かいハウツーって、目標があってやることがいっぱいあって始めて成立する気がします。

目標がなければ、別にその日暮らしで何も問題ではないのだから。

 
Image by Gerd Altmann from Pixabay
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