ダイエット中に空腹をガマンしてはいけない
ダイエット中なら、空腹を我慢するのは当たり前と思っていませんか。
どうやら、空腹を我慢するのは逆効果のようです。
なぜ、ダイエット中に空腹をガマンしてはいけないのでしょうか。
空腹をガマンしてはいけない
ダイエット中だといつもより少ない量の食事になるので、どうしても空腹になりがちです。
でも、空腹だからといって空腹をガマンしていませんか。
空腹をガマンするとダイエットには逆効果です。
このように書くとそこだけを切り取って空腹をガマンしないで食べる理由にする方がいるかもしれませんが、それでは太るだけです。
最後まで読むことをおすすめします。
なぜ空腹をガマンしてはいけないのか
飢餓状態は脂肪を増やす
体が飢餓状態になったと感知し食事をとったときに体内に脂肪としてエネルギーをため込むためです。
空腹が続くと体は危機を感じます。
体は生命を維持するための防御策をとる必要があると判断します。
次に食べ物が入ってきたら、保存しようとします。
本来より人間は獣です。
体がこのような反応を示すことは当然ではないでしょうか。
下記のサイトが参考になります。
「人間はダイエットに失敗するようにできている 痩せようとすると反抗する、厄介な身体のメカニズム」-ログミーBiz
「無理な食事制限のやり方は逆効果!太る脂肪を10倍吸収する状態に」ー株式会社スマイルアカデミー
筋肉が分解される
空腹で体内にエネルギーがなく、エネルギーが必要なとき、体は筋肉を分解してエネルギーを作り出します。
特に脳や赤血球は糖質がなければ機能しませんから筋肉を分解してエネルギーを作り出さざるをえません。
いわゆるカタボリックな状態ですね。
下記のサイトが参考になります。
「ボディメイクの効率急上昇!「カタボリック」を防ぐためのBCAA・食事・運動完全ガイド」-FORZA STYLE
「空腹を我慢すると筋肉が減る?!【カタボリックを防ぐ2つの方法】」ーささかまのサプリ置き場 FITNESS BLOG
回避策
そんなこと言われても
と思いますよね。
特に空腹を感じてから、糖質(炭水化物)や脂質をドカ食いするというのは最悪です。
血糖値を急上昇させ、インスリンが分泌され、余分な糖が脂肪になります。
ドカ食いがいけないことは、もちろんわかっていますよね。
それを避けるには空腹を感じる前に、こまめに少量の間食をとりましょう。
間食をとっても総摂取カロリー量が目標内に収まるように食事を管理する必要があります。
つまり、間食を含めた緻密なカロリー管理、一日の食事計画が必要です。
例えば、下記の記事で紹介しているアプリのように間食も簡単に入力、計算できるカロリー計算アプリを使うとよいでしょう。
毎食ごとに入力、チェックして、いつどのくらい食べればよいかを考えながら食べるようにします。
また、間食でとるのはプロテインかプロテインバーなどタンパク質の多いものがよいです。
糖質は血糖値を瞬間的に上げてすぐに血糖値を下げてしまうので気をつける必要があります。
特にプロテインは少量で満腹感を得られます。
ホエイプロテイン を 飲む こと により CCK や GLP-1、 PPY などの 満腹 を 示す 指標 が 高まる こと が 示さ れ、 空腹 感 を 和らげる こと も 分かっ て い ます。
山本義徳. タンパク質とアミノ酸 前編: 山本義徳 業績集 2 (Kindle の位置No.1025-1028). Kindle 版.
まとめ
空腹を続けると体は筋肉を分解し脂肪を蓄積しやすくなる
タンパク質の間食をこまめにしつつ、アプリの使って総摂取カロリー量を計画的に管理する
空腹を感じないほうが快適にダイエットを続けられるし、結果も出るので、いいことづくめではないでしょうか。
結果的に楽にダイエットを続けられそうだと思いませんか。
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